遺言の執行について

言の執行とは、遺言の内容を実現するための手続のことをいいます。

遺言執行は、遺言執行者あるいは相続人が行います。

しかし、相続人が多数いて相続人間の利益が相反するような遺言の場合には、 相続人に執行を行わせたのでは遺言の内容の実現をスムースにできなかったり、 感情の対立が生じたり、あるいは公正になされない可能性もあります。

したがって、そのようなケースであったり、法律知識が必要な場面があったり、 時間的な問題等で遺言の執行することについて難しいケースもあるため信頼で きる第三者を遺言執行者に選ぶのがよいともいえます。


遺言執行の手順

遺言執行は、下記の手順で行われます。

  1. 相続人・受遺者へ遺言執行者に就任した旨の通知を出す。
  2. 相続財産リスト(目録)を作成し、相続人・受遺者へ交付する。
  3. 受遺者ニ対して、遺贈を受けるかどうか確かめる。
  4. 遺言による認知があった場合、市町村役場に戸籍の届出をする。
  5. 相続人を廃除する旨の遺言があった場合、家庭裁判所に廃除の申立てをする。
  6. 不動産があるときは、相続登記の手続をする。
  7. 遺言に従って受遺者へ財産を引き渡す。
  8. 相続財産の管理、その他遺言の執行に必要な一切の行為をして遺言を実現する

遺言を執行する人がいない場合

遺言を相続人が執行することに問題があるときは、遺言執行者に執行してもらわなければなりません。

また法定相続人がこの世に一人もいないという、遺言も存在します。

このような状態で遺言執行者が遺言で指定されていない場合には、 家庭裁判所に対して遺言執行者選任の申し立てをしなければなりません。

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