遺産分割調停の期間について

産分割調停の期間は、約70%が1年以内で終了します。

回数は、5回から10回くらいまでです。

ただし遺産分割調停の回数に、制限はありません。

したがって当事者が希望すれば、何回でも行うことができます。

実際、終了までに3年以上かかっている方の割合は、全体の5%にも及びます。

家事調停は、だいたい毎月または2ヶ月に1回のペースで開かれます。

そのため中には、何十回も家庭裁判所に通われた方もいます。


期間は長期化してきている

遺産分割調停は、昔より長期に及ぶことが増えてきています。

20年ほど前までの家事調停は、2~3回の話し合いを経て、すべて終了するのが一般的でした。

2~3回のため、2、3ヶ月で終了していたのです。

しかし近年は、半年ぐらいはかかるようになってきました。

これは昔に比べて、話し合いでゆずり合う方が減ってきていることが原因のようです。

また遺産分割調停で話し合われる相続財産の金額が、昔に比べて低くなってきているのも特徴です。

少ない相続財産であっても、なかなか合意できないケースが増えています。


長期化することのデメリット

遺産分割調停の期日が長期化すると、 次のようなデメリットが発生します。

・精神的に疲労する

・平日に行われるため、時間の確保が大変

・交通費等の経済的負担が増える

・長期化したところで、得られる財産はそれほど増えない

・感情的な対立が延々と続く

このように、遺産分割調停の長期化は多くのデメリットがあります。

しかしだからといって、相手の言い分を鵜呑みにするわけにもいきません。

そこで自らが少し譲歩するかわりに、相手にも少し譲歩を求めて妥協することが、長期化を避けるよい方法といえます。

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