家庭裁判所の調停分類について

家庭裁判所の調停は、次の5つに分類されます。

①審判事件(甲類)

②審判事件(乙類)

③調停事件(乙類)

④調停事件(特殊調停)

⑤調停事件(一般調停)

甲類とは当事者間が争うような事件ではなく、 誰が一人が自分のことについて申請して、 家庭裁判所による審判のみで解決する事件のことです。

たとえば相続放棄、限定承認、特別代理人選任などが、 審判事件の甲類にあたります。

これに対し乙類とは、 まずは話し合いによる解決をしなければならない事件を意味します。

そして話し合いがまとまらない場合に審判手続きが開始されます。

たとえば遺産分割、親権者変更、養育費・面接交渉などで、 話し合いがまとまらなかった場合が乙類にあたります。

特殊調停とは調停での話し合いで当事者間に合意が成立し、 原因事実について争いがない場合に、 家庭裁判所が必要な調査をしたうえで、 合意とする審判をすることができる事件を言います。

たとえば親子関係不存在確認、嫡出否認、認知などが、 特殊調停にあたります。

一般調停とは、 一定の身分関係を有する当事者間における紛争の解決を求める事件で、 乙類以外のものを言います。

たとえば遺留分現在請求、親族間の感情的な対立などが、 一般調停にあたります。


遺産分割調停は何類か

遺産分割調停の場合は、まず③の調停事件(乙類)が行われます。

そして話し合いがまとまらなければ、 ②の審判事件(乙類)に移行します。

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