相続のトラブル事例

続のトラブル事例には、次のようなものがあります。

先妻の子供の存在が発覚した事例

Aさんの父親は10年以上前に亡くなりましたが、母親が健在だったために、そのときは相続手続きはしていませんでした。

その後、母親がなくなったので、ようやく相続手続きをしようと思い必要な書類をそろえ始めましたところ、 実家の不動産は、父親と母親で2分の1ずづの共有名義になっており、動産はほとんどありませんでした。

相続人はAさんと嫁いでいた妹の二人ですので、不動産はAさんの名義にし、妹には預貯金を渡すつもりでいました。

ところが戸籍謄本を取り寄せてはじめて、父親に先妻の子供がいることがわかりました。

両親からは何も聞いておらず、驚きと戸惑いの中、その異母兄弟から法定相続分の財産の要求を通知してきました。

その後遺産分割協議を進め、財産は不動産しかないために、 実家を売却して異母兄弟の法定相続分(1人あたり8分の1)を支払うことになってしまいました。


財産が後妻のものになってしまった事例

Bさんの母親は高校生の時に亡くなり、父親はその後子供のある女性と再婚しましたが、後妻はBさんたち兄弟に冷たくあたり、何もいい思い出はなかったようです。

高校卒業後、家を出て父親の住む家には足を向けなくなり、父親の生活ぶりは知らないままになっていたが、 父親が入院したのを聞いて会いに行ったところ、父親は、「後妻の自由にならない預金を残すから心配するな」と言って、それからほどなく亡くなってしまいました。

遺産分割するにあたり、後妻から「妻に全財産を相続させる」という遺言書を見せられ、 Bさんはそれは父親の真意ではないと思い、後妻に問いただしても財産を公開してくれませんでした。

その後、金融機関をしらべてみたところ、父親の預金はすでに後妻の名義になっていました。 父親が病床にいたときに後妻が勝手に名義変更をして、財産を全て自分のものになるようにしていたのです。


実家の相続権をめぐって争いになった事例

Cさんは、義父と共有名義の家を所有しています。

義母が亡くなったときに,Cさん家族は義父と同居することを決め、 そのときに義兄から「自分は同居できないから、実家で親の面倒を見てくれ」と頼まれて、家を建てたいきさつがあります。

の家は義兄から父親の権利を確保しておきたいということで、区分所有登記をしています。

その後、義父が亡くなり、兄妹二人で遺産分割をすることになりました。

Cさんは妻の実家に同居し、義父と義母の二人の面倒をみてきたのだから、 土地と建物の区分所有は妻が相続し、残りの財産は義兄に譲るつもりでいました。

ところが義兄から出た言葉は、「財産は土地・建物含め半分ずつにする!」ということでした。

補率では、義兄にも不動産を相続する権利はあります。

しかし、家に住んでいるのはBさん家族なので、Bさんとしては義兄の言い分を認めるつもりはありませんので、困ってしまいました。

このような相続トラブルが現実に発生してしまったら、遺産分割調停をするしか解決の方法はないでしょう。

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