借地権の相続とは

地権とは、土地に建物を所有するために他人の土地を借りているときに、その土地の貸主に対する借主の権利のことです。

そして借地権も、相続財産として当然に相続の対象になります。

借地権とは、単に土地を借りつづける権利のことです。

そして日本の借地借家法では、安い借地料を払うことにより、土地を半永久的に利用し収益をうることができます

わかりやすく言うと、土地を借りる側がとても有利な状況にあるのです。

そのため銀座等の東京の繁華街では、坪当たり数千万円で借地権が売買されることもあるのです。


地主より借主が強い

借地契約をした借地人が死亡しても、そのまま借地契約は続行されます。

借地権は、相続財産として相続人により相続され遺産分割協議の対象になります。

借地権を相続することについて、地主の承諾は必要ありません。

地主は原則として、借地人の法定相続人がその借地権を相続するのを拒否できないのです。

そして相続を原因として、地主から建物を取り壊して立ち退けと要求されても拒否することができます。

相続人の手続きは、それまでの借地契約について貸主(地主)が被相続人と結んだものの借主(借地人)の名義を書換えてもらいうことで完了します。

一般的に借地権を他人に譲渡する場合は、普通は地主の承諾が必要です。

そして土地の価格の10%といった高額の名義変更料が必要です。

しかし相続については当然に相続してしまいますから、借地権を相続したといっても、名義書換料などを支払う必要はありません。


借地権は相続税の対象になる

このように借地権というのはそれなりの高額資産ですから、当然に相続税の資産対象になります。

そして相続税の資産対象から外したいからといって、生前のうちに借地人の名義を妻などに変更する方がいます。

生前のうちに借地人名義に変更することは地主の承諾があれば可能ですが、税金の問題が発生する可能性があります。

借地権は高額資産ですから、妻に無償で名義書き換えをしたとなれば贈与税の対象になりますので、注意してください。

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