相続の開始はいつからなのか

続は、人が死亡したその瞬間から開始されます。

死者というのは物を所有することはできません。

死者は何らの権利を行使することはできないし、義務も果たすことはできません。

そのため死亡した瞬間に相続が開始し、死者の財産や権利義務は一瞬にして相続人に移転することとされたのです。


死亡を知らなければ相続は開始しない

相続は、人が死んだ瞬間から開始されます。

死者は何も所有できないし、権利も行使できなければ義務も果たせないからです。

しかし相続人が死亡を知らなければ、何かを所有することもできないし義務を果たすこともできません。

このような場合は、相続人が死亡を知った時から開始されるとされています。

相続人が死亡を知った瞬間に、権利を得て義務を果たさなければならなくなるのです。

なお死亡は知っていたが、自分に相続の順番が回ってきていることを知らなかったときは、相続は開始していません。

たとえば死亡は知っていたが、子供が相続放棄したことを知らなかったため、兄弟である自分に相続権が回ってきていることを知らなかった場合、自分に相続権が回ってきたことを知った時から開始されます。


相続放棄したら相続はなかったことになる

相続は、人が死んだ瞬間から開始されます。

しかし相続人は、相続を承認するか放棄するかを3か月以内に決めることができます。

相続人が死亡から2か月半経過して相続放棄をした場合、相続人にとって相続は死亡日までさかのぼって、なかったことになります。

相続放棄をするまでの2か月半の間、相続の権利義務を受け継いで、相続放棄が認められた日から権利義務から解放されるわけではないのです。

相続放棄が認められた場合は死亡日までさかのぼって、相続はなかったこととされます。

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