相続関係説明図の作り方

相続関係説明図とは、 亡くなった方の相続人が誰であるかを、 一目で分かるように図式化したものです。

この書面を法務局に提出すると、 戸籍の原本を返していただけます。

返してもらった戸籍は、 他の相続手続きに利用できますので、 相続関係説明図を作って、 法務局から戸籍を返してもらうようにしましょう。


相続関係説明図の記入用ワードファイル(テンプレート)はこちら


上記のワードファイル(テンプレート)は無料でダウンロードできますので、ご自由にお使いください。


相続関係説明図の作り方

相続関係説明図の作成には以下のものが必要となりますので、 まずお手元にご準備ください。

・パソコンで作成するため、ワードや一太郎などのワープロソフト

・亡くなった人の戸籍謄本

・亡くなった人の住民票

・相続人の戸籍謄本

・相続人の住民票

そして以下のサンプルをまねて、 相続関係説明図を作ります。


相続関係説明図のサンプル

※名前、日付等はすべて架空であり、実在の人物とはなんら関係ありません。




被相続人 山田 一郎   相続関係説明図


作成者 山田 太郎 実印


(被相続人)山田 一郎
出 生   昭和12年12月20日
死 亡   平成20年9月21日
最後の本籍 ○県○市○丁目○番○号
最後の住所 ○県○市○丁目○番○号
     |
     |
     |-----------------(相続人)山田太郎
     |            出生 ○年○月○日
     |            住所 ○県○市○町○番地
(相続人)山田 花子
 出生 ○年○月○日
 住所 ○県○市○町○番地


上記のサンプルの場合、山田一郎が亡くなった夫です。

山田花子は、山田一郎の妻です。

山田太郎は、2人の間の子供です。

上記ように、夫婦関係と子供の関係を示す線を引いて、 それぞれの住所、氏名、生年月日などを記入します。

相続関係説明図に記載する人は、 相続権のある相続人のみです。

上記の場合、山田一郎の親や兄弟姉妹は相続権がありませんので、 記載する必要はありません。

作成者は、不動産を相続する方のお名前にします。

相続する人が複数いる場合は、 どなたかおひとりを作成者としてください。

作成者の氏名の右横に、作成者の実印を押印します。

左上に亡くなった方の氏名、生年月日、死亡日、 最後の本籍、最後の住所を記入します。

亡くなった方の戸籍謄本を見ながら記入します。

左下には配偶者の氏名、住所、生年月日を記入します。

右には亡くなった方の子供の氏名、住所、生年月日を記入します。

住民票を見ながら記入しましょう。


遺産分割協議書のサンプル

※名前、日付等はすべて架空であり、実在の人物とはなんら関係ありません。


遺産分割協議書の記入用ワードファイル(テンプレート)はこちら


上記のワードファイル(テンプレート)は無料でダウンロードできますので、ご自由にお使いください。





           遺 産 分 割 協 議 書



被相続人 山田 一郎(平成20年9月21日死亡) の相続財産について、同人の相続人 全員は話し合いをした結果、次の通りに協議が調いました。


第1条(土地・建物)

下記の名義の土地・建物は、相続人 山田 太郎 が取得することにします。


不動産の表示

不動産番号  1234567890123
所   在  ★★区★★
地   番  123番4
地   目  宅地
地   積  120.81㎡


不動産番号  9876543210987
所   在  ★★区★★三丁目 10番地20
家屋 番号  10番20
種   類  居宅
構   造  木造瓦葺2階建
床 面 積  1階 73.55㎡
       2階 25.61㎡


第2条(預金)

下記名義の預金は、相続人 山田 三郎 が取得することにします。


ABC銀行 普通預金 口座番号 1232847

アイウ銀行 普通預金 口座番号 9876517



第3条(その他)

ここに記載されていない相続財産は、

相続人 山田 太郎 がすべて取得することにします。


                              以  上


このとおり遺産分割協議が成立したので、これを証するため本書を作成した。


平成○○年○○月○○日



住所  愛知県名古屋市中川区中郷1-2-3

氏名  山田 太郎    実印  実印



住所  愛知県名古屋市瑞穂区竹田町7-8-9

氏名  山田 三郎    実印  実印



住所  岐阜県岐阜市中町3-21

氏名  佐藤 恵子    実印  実印





・必ず遺産分割協議書に書き加えなければならないこと

相続登記の申請では亡くなった方の最後の住民票の住所と、 不動産の全部事項証明書に記載されている亡くなった方の住所が、 一致する必要があります。

もし一致しない場合でも、 古い住民票などから転居の履歴がわかれば大丈夫です。

しかし何度も転居したり市町村合併で町名が変わり、 一致の確認ができない場合があります。

そのような場合は、 遺産分割協議書に下記の文言を書き加える必要があります。

『なお、上記不動産につき、
被相続人の最後の住所は○○○○○○○○○○○○○で、
登記上の住所は○○○○○○○○○○○○○ですが、
住民票の除票や戸籍の附票を取得しても、
一致を確認できませんでした。
しかしながら、上記不動産は被相続人の所有に相違なく、
これにつき何か問題がおきましても、
相続人全員で責任を負うことを申述いたします。』

もし亡くなった方の最後の住民票の住所と、 不動産の全部事項証明書に記載されている、 亡くなった方の住所が一致しない場合は、 遺産分割協議書に上記の文言を必ず書き加えましょう。

・遺産分割協議書が複数枚になる場合

遺産分割協議書が複数枚になるときは左側をホッチキスで綴じ、 1ページ目と2ページ目の境に相続人全員の実印で割り印を押してください。

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