生前遺言の基礎知識

前遺言とは、元気なうちに遺言を残しておくことをさします。

生前遺言は、正確な法律用語ではありません。

遺言というのはすべて当然に生前に行われるため、生きている間に遺言が行われることは当然のことです。

しかし「生前贈与」や「生前相続」という言葉が使われるようになったため、生前遺言という言葉も普及しはじめたのではないかと考えられています。

一般的に遺言は、体が弱って死ぬ間際になってから遺言を作成される方が多いようです。

しかしそれでは考える時間も少ないことから、元気なうちにゆっくり考えて遺言を残すことを、生前遺言と言われるようになりました。


メリット

生前遺言は自分がまだ元気ですから、さまざまな終活を楽しみながら遺言を作成できるというメリットがあります。

終活では多くの仲間と出会うことができますから、他の人がどんな遺言を書いているのかなど、情報交換することもできます。

また遺言というのは、何度でも書き直すことができます。

複数の遺言が発見された場合には、最新の日付の遺言が有効とされます。

そのため遺言は、気が変わったら何度作りなおしてもよいのです。


尊厳死を宣言することもできる

生前遺言によって、延命を望まない尊厳死を宣言しておくこともできます。

尊厳死の宣言は一般の遺言書とは別に作成し、公正証書で作成しておくとよいでしょう。

そして作成された尊厳死の公正証書を親族や知人に預けておけば、尊厳死として人生の最後を迎えることができます。

このような尊厳死の公正証書作成も、自分が元気なうちでなければできませんから、元気なうちに生前遺言を検討しておくのもよいでしょう。

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