成年後見人の最初の仕事について

年後見人になったら、まずはじめに「成年後見登記事項証明書」を取得します。

この「成年後見登記事項証明書」は、自分が成年後見人であるということとを証明してくれる書面です。

この証明書があることによって、成年後見人名義の預金通帳を作成したり、被後見人の財産を引き出すことができるようになります。

成年後見の仕事をする上ですぐに必要になりますので、一番最初に取得するようにしましょう。

「成年後見登記事項証明書」は法務局で取得することができます。

「成年後見登記事項証明書」を郵送で取得する場合は、東京法務局民事行政部後見登録課に書類を郵送する必要があります。


金融機関や市区町村へ「後見届」を提出する

「成年後見登記事項証明書」を取得できたら、金融機関や市町村へ「後見届」と一緒に「成年後見登記事項証明書」を提出します。

これで成年後見人名義の通帳を作成でき、被後見人の財産を管理できるようになります。

この通帳を作るときは必ず「成年後見人○○○○」という名義にしましょう。

自分名義の通帳と混同しないように、必ず「成年後見人○○○○」とすることが大切です。

そして被後見人の財産をすべて把握したら、財産目録を作成します。

なお被後見人の預金のすべてを「成年後見人○○○○」とする必要はありません。

とくに預金の引き出しをしなくても財産管理ができる場合は、一部の通帳は被後見人の名前のままで残しておいても大丈夫です。


被後見人の生活予定と後見の仕事の収支計画を立てる

被後見人の財産目録が作成できたら、被後見人がどのように生活していくべきか、予定を立てましょう。

病院はどうするのか、介護保険はどうするのか、住居やライフスタイルはどうするのかについて、予定を立てます。

そして生活についての予定がたったら、必要な経費も見えてきます。

被後見人の収入は年金収入等でしょうから、その収入をどのように使用して生活予定を実現していくかという、「収支予定表」も一緒に作成します。

そして生活の予定と収支予定表ができあがったら、財産目録とあわせて家庭裁判所へ報告を行います。

ここまでは、成年後見人になってから1ヶ月以内に行いましょう。

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