成年後見人の報告義務について

年後見人は、定期的に家庭裁判所へ報告しなければなりません。

まず成年後見人になったら、被後見人の財産目録を作成して家庭裁判所に提出しなければなりません。

その後は家庭裁判所から送付される「後見事務報告書」を作成して、提出します。

このときに財産目録、収支予定表、預貯通帳の写しなども一緒に提出します。

預金通帳の写しを提出するときに、何の支出なのかきちんと説明できるようにしておくことが大切です。

ごくまれに、成年後見人による財産使い込みの犯罪等が発生します。

このときは預金通帳のコピーを改ざんして家庭裁判所に提出して、不正支出をごまかしていました。

しかし後見事務が終了して親族に財産を引き渡すときは原本を引き渡すため、この時点で不正支出が発覚します。

成年後見人による不正支出等は、後見の仕事を行っているときよりも、後見の仕事が終了してから発覚することがほとんどです。


成年後見人の報告義務違反は解任されることもある

成年後見人は、報告を怠ったり、いい加減な報告しか行わない場合や裁判所に求められた報告を行わなかった場合には、 「著しい不行跡その他後見の任務に適しない事由があるとき」に該当すると判断され、 家庭裁判所が成年後見人を解任することが考えられますので、注意してください。

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