後妻(再婚)の相続について

妻(再婚)の相続については、前妻の子供とトラブルになることがよくあります。

夫が妻を先に亡くしてしまい、ずっと独り身でいました。

ところがもうすぐ80歳になろうかというときに、30歳の女性と結婚してしまったという場合です。

その夫の子供というのはすでに50歳を超えていましたから、自分よりはるかに年下の女性が父親の妻になってしまったのです。

そして父親の再婚からわずか4か月で、父親は亡くなってしまいました。

このとき、4か月しか結婚期間のなかった30歳の後妻の方に、相続権はあるのでしょうか?

答えは、相続権があります。


妻の相続権は、結婚期間の短さも年齢差もいっさい影響を受けない

このようなケースで後妻が相続人となった場合、何十年連れ添った妻とまったく同じように相続権があります。

極端な話、結婚した翌日に夫が死亡したとしても、妻としての相続権はきちんと保証されます

相続の取り分も何十年連れ添った妻とまったく同じように、2分の1が保証されます。

そのため、後妻の相続の取り分が多すぎるとして、前妻の子供らと相続トラブルになるわけです。


前妻の子供に、後妻の相続分を減らす方法はあるのか

前妻の子供に、後妻の相続分を減らす方法は、はっきり言ってありません。

弁護士を立てようが裁判をしようが、後妻の相続の取り分である2分の1を変えることはできません。

後妻が夫の寿命を縮めるような、犯罪をしていれば話は別です。

しかしそのような犯罪でもない限りは、後妻の相続の取り分を減らすことはできません。

なぜなら結婚とは、2人の合意で成立するものだからです。

夫も若い女性との結婚に合意したからこそ、結婚が成立したのです。

そして結婚したということは、自分が死んだ場合、財産の半分は妻の物となることを承知で結婚したのですから、その夫の意思を勝手に変えることは認められないのです。

そのため、後妻の相続分を減らす方法は、いまのところありません。

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