代償分割とは何か

続の代償分割とは、特定の相続人が財産を相続する代わりに、他の相続人に金銭などを与える方法です。

たとえば土地などの分割しにくい資産を複数名で相続した場合に、相続人の1人が土地を相続するかわりに、土地を相続した人は他の相続人に対しては金銭を支払う、というものです。

このような遺産分割をすれば、大きな土地を切り分けることなく有効に活用できます。

また、土地を相続できなかった相続人も、かわりに金銭をもらことができるため、遺産相続の話し合いがまとまりやすくなります。

代償分割は農地や一戸建てなどの分割しにくい土地だけではなく、会社や事業などの分割しては存続できないものの遺産相続に有効な方法といえます。


相続税が発生した場合

代償分割で相続税が発生したとしても、相続税が増えるわけではありません。

したがって代償分割で金銭を受け取った相続人は、金銭の中から相続税を支払えばよいことになります。

問題なのは、換金できない資産を相続した相続人です。

相続した財産は換金できないから代償分割したのですから、相続財産は現金化できないもののはずです。

また代償分割によって他の相続人に現金の支払いをしていますから、自分の手持ち現金はとても少なくなっています。

相続税は現金で支払わなければなりませんから、現金の確保は真剣に考える必要があります。


代償分割以外の分割方法

代償分割以外の分割方法としては、次のようなものがあります。

◆現物分割 

ひとつの財産ごとに取得者を決める最も一般的な遺産分割の方法です。

例えば「実家は長男、ア銀行の預貯金は次男」というような決め方です。

◆換価分割

相続財産ををすべて売却してお金にかえて、相続人に金銭で分配する方法です。

例えば「実家を売却して、売却金額を全員で平等に分ける」というような決め方です。

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